首位攻防戦第三戦目は延長戦の末、劇的逆転勝ち!
カープは7安打2得点で逆転勝ち、敵地東京ドームで2位巨人に勝ち越し。打線は1点を追う9回表一死二塁から小園海斗のセンターへのタイムリーヒットで同点、10回表二死二三塁から矢野雅哉がレフトへタイムリーヒットを放って勝ち越した。投げては先発・アドゥワ誠は6回途中10安打1失点と粘った。その後は塹江敦哉、森浦大輔、黒原拓未、島内颯太郎、栗林良吏が無失点でつないで、島内が8勝目、栗林が33セーブ目。
試合結果
8月22日(木) 巨人 vs. 広島 19回戦 [東京ドーム]
000|000|001|1| 2
000|001|000|0| 1
勝利投手: [ 広島 ] 島内 (8勝6敗0S)
敗戦投手: [ 巨人 ] ケラー (0勝2敗1S)
セーブ : [ 広島 ] 栗林 (0勝4敗33S)
本塁打 : [ 広島 ]
――― : [ 巨人 ]
バッテリー: [ 広島 ] アドゥワ、塹江、森浦、黒原、島内、栗林 – 坂倉
―――― : [ 巨人 ] 戸郷、大勢、ケラー – 大城卓
新井監督「間違いなくチームの力がついている」
投手陣が1失点を守り切り、小園が9回に同点打、矢野が10回に決勝打。
「本当にエキサイティングな試合だった。ビジターでこういう展開で逆転して勝てるというのは、間違いなくチームの力がついていると思います」
【本日の成績】小園海斗
5打数 0得点 1安打 1打点 0四死球 0犠打 0盗塁 0本塁打
【本日の成績】矢野雅哉
4打数 0得点 2安打 1打点 0四死球 1犠打 0盗塁 0本塁打
小園海斗は「3番・三塁」でスタメン出場し1安打1打点、矢野雅哉は「2番・遊撃」でスタメン出場し2安打1打点の活躍で勝利に貢献した。
1回裏のアドゥワは、先頭をヒットで出塁させ、送りバントでつながれ一死二塁のピンチを背負うも、後続をサードゴロ、センターフライに打ち取った。
2回裏のアドゥワは、先頭を四球で出塁させ、ヒット二本でつながれ一死満塁のピンチを背負うも、後続をブルプレーに仕留めた。
3回裏のアドゥワは、二死から連打で二死一三塁のピンチを背負うも、後続をピッチャーゴロに抑えた。
4回表の攻撃は、先頭の矢野雅哉がヒットで出塁するも、後続がセンターフライと6-4-3のダブルプレーに倒れた。
4回裏のアドゥワは、先頭をヒットで出塁させ、ヒットと送りバントでつながれ二死二三塁のピンチを背負うも、後続を空振り三振に仕留めた。
6回裏のアドゥワは、1死から連打で一死一二塁のピンチを背負うと、浅野翔吾に先制のタイムリーヒットを打たれた。なおも一死一二塁から送りバントでつながれ、マウンドを塹江に譲った。塹江は二死二三塁のピンチでピッチャーフライに仕留めて追加点は許さなかった。
9回表の攻撃は、先頭の野間峻祥のヒットと矢野雅哉の送りバントで一死二塁のチャンスをつくると、小園海斗がセンターへ同点のタイムリーヒットを放った。その後も二死二塁、二死一二塁と攻め立てるも勝ち越しはならなかった。
9回裏の島内は、1死から四球を与え、暴投とヒットで二死一三塁のピンチを背負うも、後続をサードゴロに仕留めた。
10回表の攻撃は、1死から菊池涼介が四球を選び、代打・秋山翔吾がツーベースでつないで二死二三塁の勝ち越し機をつくると、矢野雅哉がレフトへタイムリーヒットを放って勝ち越しに成功した。
10回裏の栗林は、ライトフライ、ショートライナー、空振り三振の三者凡退に抑えてゲームセット。
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