救援陣踏ん張れず7、8回で7失点。一岡3失点「言い訳はできない」
カープは1回、鈴木の遊ゴロの間に、野間の二ゴロの間に、それぞれ得点を重ね無安打で2点を先制した。3回には鈴木の2ラン本塁打でリードを広げ、1点を返された後の6回には田中の適時打で加点した。同点とされた後の7回には新井の一ゴロの間に1点をあげ、西川の適時三塁打で勝ち越したが…。投げては、先発・九里は7回途中13安打4失点で降板、後を継いだ今村、一岡が失点を重ねた。カープは計11安打7得点を奪いゲームを優位に進めながら、救援陣が守り切れず連敗を喫した。
カープ試合結果
5月27日(日) 広島 vs. 中日 12回戦 [マツダスタジアム]
000|010|430| 8
202|001|200| 7
勝利投手: [ 中日 ] 鈴木博 (3勝1敗0S)
敗戦投手: [ 広島 ] 一岡 (1勝4敗1S)
セーブ : [ 中日 ] 田島 (0勝2敗11S)
本塁打 : [ 中日 ] 平田4号(7回表2ラン)
――― : [ 広島 ] 鈴木6号(3回裏2ラン)
カープバッテリー: 九里、今村、一岡、アドゥワ – 會澤、石原
広島カープスタメン
1 (遊) 田中 広輔 |
広島カープ順位
【順位、チーム名、ゲーム差】 1位 - (2018年5月27日 22時41分時点での順位) |
鈴木「勝たないと意味がない」
4番の貫禄! 6号2ランなど3安打猛打賞
惜敗の中で、4番の貫禄を示した。鈴木が6号2ランなどで今季初の猛打賞をマーク。「負けているので…勝たないと意味がない」と試合後は悔しさをかみしめたが、確かな輝きを放った。
豪快な一撃をかち上げたのは2点リードの三回1死一塁。大野雄の2球目、甘く入ったスライダーを逃さなかった。強振し、高々と舞い上がった打球は左中間席へ着弾。「積極的に思い切っていきました。亜蓮さん(九里)が頑張っていて、何とか援護したかった」。序盤優勢な展開に持ち込む2試合ぶりの一発だった。
【本日の成績】鈴木選手
4打数 3安打 3打点 1四死球 0犠打 0盗塁 1本塁打
6号(3回裏2ラン)
鈴木は本塁打を含む4打数3安打3打点で活躍した。「広島2-0中日」の3回、1死1塁から1ストライクからの2球目を捉え左中間スタンドへ、6号2ランホームランを放った。初回にも無死満塁から遊ゴロを放って打点をマーク。7回には左2、9回には左安を放って3安打3打点と4番として意地を見せた。また7回には足でも元気な姿を見せた。二塁打で出塁後、新井の一ゴロを一塁手がはじいた間に三塁を回って本塁へ激走、際どいタイミングだったがセーフと判定(リプレー検証後もセーフ判定)された。
一岡「言い訳はできない」
救援陣踏ん張れず7、8回で7失点。今村は2ランを浴び、一岡は4安打を集められ3失点。
今季初被弾の今村は「切り替えて頑張らないといけない」と声を振り絞り、4敗目がついた一岡は「勝負できるカウントに持っていけたけど…。言い訳はできない」と肩を落とした。
【本日の成績】一岡選手
1回 23投球数 4被安打 0被本塁打 0奪三振 0与四死球 3失点
1勝4敗1S
一岡は1回を投げ4安打3失点、23球で降板した。「広島5-1中日」の7回表には、先発の九里が2失点して降板、後を継いだ今村が1死1塁から痛恨の2ランを浴び同点に。7回裏に勝ち越して「広島7-5中日」となった8回表には、一岡が4安打を集められ3点を失い、逆転を許した。この2日間は救援に失敗した。投打の歯車が狂わないようにしっかりケアして、交流戦にセ・リーグの首位として堂々と臨んで欲しい。
その他のカープ関連情報
⇒ カープ中継放送予定
⇒ カープ試合日程&結果
- 広島緒方監督「勝ち負けに関しては自分の継投ミス」(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース(外部リンク)
- 【セ・パ公示速報】(27日)広島が佐藤を登録 フランスアを抹消(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース(外部リンク)
コメント