【カープ試合結果】2018年6月18日［広島2-6日本ハム］丸８号ソロ「いいスイングで捉えることができた」

交流戦７勝１１敗　４年ぶり負け越し　緒方監督「いろんな課題が出ている」

カープは２点を追う１回裏、丸のソロ本塁打ですぐさま１点を返した。５点差とリードを広げられた９回裏にはバティスタがソロ本塁打を放った。投げては、先発・福井は無駄な失点でゲームをつくれず５回６安打４失点で降板。カープは計７安打２得点で敗れ、交流戦を７勝１１敗で終えた。

カープ試合結果

６月１８日（月） 広島 vs. 日本ハム ３回戦 ［マツダスタジアム］

丸「いいスイングで捉えることができた」

３安打１打点。追撃の８号ソロをレフトスタンドへ放り込んだ。

丸らしい打球が左翼方向に伸びた。いきなり２点のビハインドを背負った初回だ。日本ハム先発の左腕・上原の直球を強振。「いいスイングで捉えることができた。逆方向にうまく打つことができました」。本人も納得の８号ソロで１週間ぶりに帰ってきたマツダスタジアムを沸かせた。

【本日の成績】丸選手
4打数 3安打 1打点 0四死球 0犠打 0盗塁 1本塁打
８号ソロ（１回裏）、左安（６回裏）、中安（８回裏）

丸は本塁打を含む４打数３安打１打点で活躍した。「広島０－２日本ハム」の１回裏、２死から丸は初球を捉えてレフトスタンドへ、８号ソロホームランを放った。６回には左安、８回には中安を放って３安打１打点をマーク。

昨年の交流戦での成績（打率.411、5本塁打、18打点、「優秀選手賞」受賞）には及ばないものの、今季も打率.300、3本塁打、7打点と好成績を残した。

緒方監督「いろんな課題が出ている」

４年ぶり負け越しの交流戦７勝１１敗「これから先厳しい戦いが待っている」

試合後、指揮官は「この６月は厳しい戦いになると自分でも思っていたし、こういう結果になってしまった。ここからまたリーグ戦が再開するし、いろんな課題が出ているので投手を中心とした野球をしっかりできるようにしたい。そこを修正できないと、これから先厳しい戦いが待っている。これを乗り越えないと大きな喜びもない。またそれができるように頑張っていく」と言葉に力を込めた。

【交流戦の成績】
7勝11敗、勝率.389、得点77、失点104、本塁打19、盗塁8、打率.260、防御率5.60

先発の福井は初回に２ラン、３回には犠飛、５回にはソロを浴びて５回４失点で降板。１回裏に丸の一発で反撃ムードが高まっただけに、３回、５回の失点が悔やまれる。９回は中崎が２失点。

今季のカープは投壊状態のまま交流戦に突入した。先発ローテが安定しない、序盤に大量失点するなど先発投手陣の崩壊にはじまり、そのツケが徐々に中継ぎ陣にも連鎖して勝ち継投も登板間隔の調整がうまくいかず崩壊、それは野手にも影響し、ミスも目立つようになり、チャンスにあと一本が出ない状況を生んだ。交流戦は７勝１１敗と大きく負け越したが、２２日（金）阪神戦（甲子園）から再開されるレギュラーシーズンに向け新たな気持ちで挑んでもらいたい。まずは投壊の元凶となった先発投手陣の再編が急務だろう。

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